皆さん、こんにちは。私はアイザックと申します。今日は、神様の恵みが私にとって何を意味するかについてお話ししたいと思います。

ある夜、7歳の弟ジェイコブと話をしていた時のことです。彼が「兄ちゃんの弱点は何?」と聞いてきました。こんな小さい子どもからこのような質問が出てくるなんて、と驚きました。自分の弱点とは何だろうと考えていると、ふと気づきました。「ジェイコブ、おまえが僕の弱点だ」と。

どうしてこんなに小さくて可愛らしい子がこんなにも僕をイライラさせるのでしょう?毎日、この小さな悪ガキが些細なことで口論を始めるんです。たとえば「一番のポケモンは何?」とか、くだらない数学の質問をしてきたりします。こういうことが続くと、僕はイライラしてしまいます。でも、賢明で罪のない方はこう言われました。「気をつけなさい!もし兄弟が罪を犯したなら、厳しい言葉で諭しなさい。そして彼が反省して罪を悔い改めたなら、許してあげなさい。たとえ一日に七回も罪を犯して、悔い改めて許しを求めてきたとしても、許してあげなさい。」そうルカによる福音書17章3-4節に書かれています。

もしあなたが不安や落ち込んでいるときには、祈り、そしてじっくり考えることをお勧めします。自分と対話することは、精神的にも肉体的にも自分を癒す優良な方法になり得ます。多くの人々に力を与える聖書の有名な一節があります。ピリピ人への手紙4章13節には「わたしを強くしてくださる方によって、私はすべてのことができる」と書かれています。これは本当に力強いメッセージです。

最後にもう一つ聖書のみことばで締めくくりたいと思います。神様のお恵みによって気づかされた事です。ヘブライ人への手紙4章16節では「だから、私たちは確信をもって恵みの御座に近づこう。そこでは、私たちが必要なときに助けを得るための憐れみと恵みを見出すことができる。」とあります。皆さんにもぜひ他人を許すことを試してほしいのです。許しを受けることは相手にとって良いだけでなく、自分にとっても良いことですし、より良い人間に成長させてくれます。

今日は礼拝に参加し、私の話を聞いてくださりありがとうございます。そして、普通の良い一日ではなく、素晴らしい一日をお過ごしください。

このメッセージは2023年11月20日、ニュージーランドのロングバーン・アドベンチスト・カレッジの礼拝にて発表されたものです。